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日本でのインターネットの普及の実際

いまや、コンピューターはかつてのテレビのように一人一台の時代になっている。
僕のように大学で全員が何かしらのコンピューターを持つことを強制する場所もあるし、そうでなくても日々の情報収集、レポート作成、就職活動など持っていないことで感じる不便さというほうが大きく、携帯電話に匹敵するマストアイテムとなっているのではないか。

そしてこの国のインターネット環境とコンピューターの安さがそれを所有することを容易にし、とても恵まれた環境になっている。
例えばアメリカ合衆国では光回線を契約しようと思ってもそれは一般的に企業向けのサービスで月額100万円以上はするそうだ。それが日本では1万円にも満たない金額で契約できて使いたい放題なものだから、これを利用しない手はない。

さて、日経ビジネスの10月16日号にあった興味深い記事について今日は紹介したい。

計帯電話の番号継続制度「変更する」はわずか2%

実に日本でのインターネットの利用環境というのは実はパーソナルコンピューターよりも携帯電話での利用が多いと言われている。また最近では学生でも一人で2台契約する人も珍しくないそうです。(僕の友人の話なんで本当かどうかはわかりません。彼は少し偏った視点から物事を話すので。)大半の2台以上の携帯電話を持つ人は定額サービスのためや、仕事用とプライベート用の使い分けではないかと思う。2社と契約をすれば、片方を解約してももう一台があるわけだし、番号継続制度にそれほどこだわらなくてもいいのかもしれない。このあたりが提供者と利用者のミスマッチというか時代の移り変わりの激しさを反映していて興味深い。つまりこの制度がないときはある特定のキャリアに縛られていて番号が変わるのが嫌だから、競争が起きないと指摘されるが、実際にその制度が作られてアンケートをするとこんな結果が出る。2%という数字が高いのか低いのかわからないけど、思ったほどいなかったというのが大半の人の感じるところなんじゃないかと思う。

今も現実にはそうなんだけど、携帯電話会社はこれまで検閲を行うことで利益を容易に上げてきた。つまりインターネットに接続できると謳っているが実際のところ各キャリアが用意したコンテンツに接続できるだけで、パソコンを使ってアクセスしているインターネットとそれは明らかに違うということ。
だからこそ月額300円でゲームをダウンロードなんてビジネスが成り立つわけだし、その手軽さに引かれて多くの会社が携帯電話向けのコンテンツを作成するのだろう。しかしこのビジネスモデルもはや終息が見えている。

あなたがPDAについて少しの知識があるならばこれは用意に理解できるだろう。つまり外でもパソコンと同じように無限のWEBの世界、インターネットにアクセスが可能になって、料金もリーズナブルだったら?

インターネットの基本は無料であることである。無料だからこそ多くの人が利用し、知識を共有する。それは僕らに当たり前のことで、今後もインターネットの世界ではこの基本は変わらずに続いていくだろう。

いくつかの携帯電話に搭載されているフルブラウザーというもの。こんな名前をつけなければならないのがおかしいのだけれど、実は今この流れが加速している。携帯電話でインターネットにアクセスする人も気がついてきたのだろう。自分たちは誰かの手の中で、制限された網の中でサーフしていたと、そしてその制限がなく無料でより鮮度が高い情報にアクセスできるこのフルブラウザに大きな魅力を感じている。

そして先ほど少し触れたPDAについて少し解説をしたいのだけれど、PDAというのはいわばこのコンピューターを忠実に小型化しているものなんだ。携帯電話よりも自由度が高く、カスタマイズも容易。今日本で売れているPDAのOSは普段使っているWINDOWSベースのものが主流だ。

しかしながら日本の携帯電話メーカーはこのスタイルを採用しなかった。いや採用することが実はとても都合が彼らにとって悪かったんだ。携帯電話を使って僕たちユーザーが自由にインターネットにアクセスできるようになると、月額300円なんてふっかけたサービス料金を取っているコンテンツは誰も利用しなくなる。(そうだろう、誰がお金を払って鮮度が低い検閲された情報にお金を出すのか?)結果利益は下がり、キャリアからは怒られる。うちの利益がでなくなったのはフルブラザーなんてものを搭載したからだって。

だけどユーザーもバカじゃない。というかもうこの流れはムーブメントとしてコンピューターを日ごろから使う人たちを中心に確実に動いている。今の技術なら安価にポケットコンピューターを作ることは容易なんだ。

だけどそれをしなかったメーカーはどうなったか?
世界の携帯電話のシェアを見てみよう。1位はフィンランドのノキア。2位はモトローラ。3位サムスン。
そう日本メーカーはここにいないんだ。僕の記憶が正しければ7位ぐらいにかろうじてNECが入っていたと思う。だけどこれは世界シェアじゃなくて国内での売り上げの結果だろう。

自由競争は確実に自国の業界に影響を与えいくつかの会社は潰れる。だけれども競争なくして質の向上とシェアの拡大はありえないし、国内での利益が頭打ちになってきている今、必然的にメーカーは海外進出をしなければならないだろう。

もう変革が迫られている時代なんだ。国際進出なくして、携帯電話も含めて日本のメーカーの生き残りはありえない。

日本に最も多いのは中小企業だっていう。起業することはいい。だけどその数、つまり同業者が多すぎるのではないか?結果どうなるか。どのサービスも大差ないから安いところでいいじゃない、あるいは同規模の会社同士が価格競争をして共倒れしてしまうことになる。

だからこそ企業の買収なんてものがここ最近は目立つようになってきている。経営者にはおもしろくないだろう。自分の作った会社が吸収されて誰かのために使われる身分になるのだから。

だけどもう時代はそんなことを言っている場合じゃないんだ。競争力をつけるためにある程度の規模の大きさがどうしても必要で今できることは買収をしてその規模に達することが最も効率的な近道だってこと。

21世紀の日本はそういった意味では再構築の時代になるのかもしれないな。インターネットの普及が見せ掛けだけでなく、検閲のない網の世界に広がっていくことを僕は望む。
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