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僕は競争なんてしたくない

僕は努力という言葉が嫌いだ。それから”頑張れ”って言葉も同じぐらい。
僕にとってこの2つの言葉は英語で言う所の”Pain”に一番近い意味合いを持っている。
何かとても苦しそうで、何かとても持続可能でないように僕には見える。

僕がこの言葉を嫌うようになったきっかけは中学受験だと思う。
受験のために日能研に通って毎週試験で順位がつけられた事が全ての始まりだった。

僕はいつも下から数えて何番目だろうというような成績だった。(この頃からアカデミックな世界での勉強に対する適正のなさに気がついていたのに、なかなかそれを自分で認めることができなかった。その事を今少し後悔している。)
今はどうか知らんけど日能研では座る座席も成績順。
成績のいい奴が前から座っていって、後ろにいくについれて成績が悪くなる。
僕はいつも後ろの座席に座ってた。

毎回試験明けの授業の日で、「ねぇ、君は試験を受けたの?」と友達から聞かれた。
自分よりも成績が悪い奴がいたのか知りたくて不安なのだ。
それで僕はいつも機嫌が悪そうに「ああ、受けたけど」と答えては嫌な気分になっていた。

僕はいつも何か惨めな気持ちで、自分が人間として劣っているのではないかという気持ちを毎日抱いて生活をしていた。
その惨めさを埋めるために、日能研の外では見栄を張っていたり、自分を大きく見せようとしたり、心ない言葉で友達を傷つけて小さな自分をなんとか維持しようとしていた。

その代償はあまりにも大きい。
僕には親友と呼べそうな人も、自分の精神的な支えとなってくれる人も、理解者も、支持者さえもいない。
とても孤独だ。

僕は競争する事の先に幸福があるというマジョリティの価値観に縛られてしまった。
そしてその価値観を信奉する人達と付き合い、自分と価値観がどうやっても合わないと苦しんできた。

別にマジョリティの人達が悪いんじゃない。
競争をして生き残った強い人間が交配をして子孫を残していく。
それは歴史を振り返っても繰り返されてきた事だ。
力のある物は生き残り、そうでないものは絶えていく。

大学をヒーヒーいいながら卒業しかけたとき、僕の心の中には”形勢逆転”という思いがあった。
アカデミックな世界ではダメだったが、ビジネスの世界では自分はやれる、就職してかつて自分に屈辱的な思いをさせてきた人達を見返したい、そんな思いが強くあった。

僕はなぜか当時、過去の自分の延長先に未来を定義できると思っていた。
自分が今まで取り組んできた事を拡張していくという考え方だ。

でも僕はそれまでの人生でうまくいったことよりも、うまくいかなかったことのほうが圧倒的に多かった。
コンピュータが好きだからIT業界に就職?冗談じゃない。プログラミングも営業もマネジメントもからっきしダメだったじゃないか。
なぜそれがこれからいきなりうまくいくと確信が持てるんだろう?

もやもやと違和感を感じながらも、インターンをして起業をして、失敗をした。
心はズタズタ、これから自分はどうなるのだろう?何か選択肢がまだ残っているのだろうか?

その時にようやく気がついたのだ。
自分が心の底から何を望んでいたのかを。

無理して自分に向いてないキャリアを積むより、自分のペースで、自分のオリジナルでやってみたい。
うまくいかない事よりも、うまくいきそうな所に注力をしていけばまだまだ可能性はあるんじゃないかって。

僕は今誰とも競争をしていない。
自分と他人を比較しても不幸になるだけだって理解したから。

僕はあえて言うと自分と競争をしているのかも。
昨日の自分よりも素敵な自分にどうすればなれるのかなって考えていたりする。

未来は誰に対しても平等なはずだけど、希望が持てなくてそれを破棄する人もこの国には多い。

僕はそんな人に伝えたい。

皆が当たり前だと思っている価値観の中に自分の居場所や幸福を見つけられなくてもいいじゃないかって。
それにしがみつくのをやめたとき、自分が本来向かおうとしている方向が見えてくるよって。
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