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節約の王道 読了 リンボウ先生のファンだったんだがこの本を読んでとても残念に感じた 



↑の本を見つけておもしろそうだったので買ったのだが、残念な本だった。
著者のリンボウ先生は大変なる知識人で、イギリスの文化にも良く通じてらっしゃり、個人的に好感を持っていた。
テレビでも何回か拝見させて頂いたことがあるし、僕にはイギリス人っぽく感じるあの皮肉まじりな語り方がなんともチャーミングに思えたのだ。

そんなリンボウ先生が節約の王道なる本を書いているというのでおもしろそうだから買ってみようっとて思ってわくわくしながら家に帰って読んだら、なんか間違ってる事がたくさん書いてあって複雑な気持ちになってしまった。

基本的にはアマゾンレビューにも書かれている通りなのだが、

-大学教授という浮世離れした身分に長い間従事した結果身に付いてしまった金銭感覚
-ビジネス経験やアルバイト(インターン)などの経験を全くせずに大学教授になってしまったので、時間に対する感覚がビジネスの現場を知っている人からするとかなり乖離してしまってる
-賛同できる部分もあるが、彼自身の特質的なライフスタイルでこそ実践出来るものも多く、一般読者には再現性にかける

こういった感じです。
賢明な皆さんはこういった本を読んで時間を無駄にしてはいけませんよ。
時間を無駄にするのは私だけで充分です。

しかしこういった大学教授という世間的に言えば相当な知識層な方でさえ、フィナンシャルリテラシーに問題をこの国では抱えている事、ビジネスの現場を知らずに特定の身分に長い間従事してしまうと重度の世間知らずになってしまう恐ろしさ、が学べたので個人的には良かったかなと思っております。

以下感じた事、学んだ事など、ダラダラと書いてみようと思います。
読みたい方だけどうぞ。 -見栄を張るための買い物や投資はしない。

→田舎のケースを紹介されているのだと思いますが、子供の七五三に宴会会場貸し切って引き出物までつけてどんちゃん騒ぎをして、かけた費用は数百万円という狂気の沙汰。身の丈にあっていないブランドモノ。借金して自分を大きく見せようとする困った人。

私自身が狭い交遊範囲で見ていてもこういった人は本当に多いと感じます。
つまり身の丈にあった生活が出来ていない人がとても多い。
背伸びしているな、無理しているな、自分を大きく見せたいんだなと感じる人がとても多い。

んでタチが悪いのは教育をやってるような人達(親も含)が他ならぬ身の丈にあってない生活の実践者だったりして、その影響を受けた子供達がまた身の丈に合わない生活実践者になってしまう事です。

僕自身、フィナンシャルリテラシーに関して正しい教育を受けた記憶というのは一度もない。
あえていうならば両親が世間と比べれば多少マシな感覚を持っていたので、幼い頃から限られた予算でいかに自分の目的(目標)、必要なものを手に入れていくか?という事に関しては徹底的に考え抜く癖が身に付いたかな。
この点は今仕事をしていても生きているので良かった。

いつも書きますが、何かをするにあたって、お金がないからできないというのは大嘘です。
自分がそう思い込んでいるからできないのです。
お金がないのは誰でも同じです。ある人のほうが少ないわけですから。
そうですよね?お金持ちはマクロで見た時に希少な存在なのです。

でも今はないかもしれないけれど、どうすればお金(資金)を自分の管理できる範囲で生み出し、それを事業に回していくか?を考えるのが起業家がやらなければいけない最初の仕事ではないでしょうか?

-食材の買い方。3日に一度スーパーに行き、冷蔵庫がいっぱいになるぐらい買ってくる。献立は考えない。

→これは概ね賛成です。3日に一度という頻度は各々がライフスタイルにあわせて調整をすればいいと思います。

私の場合献立を考えて買い物に行く事が多いかな。メモ用紙に買うものを事前に全てメモをしてから買い物に聞きます。なので必要のないものを衝動買いすることはほとんどないです。

料理に関して、残っている食材でいかにして料理を作るか考えるのが楽しいという提案があるのですが、これも共感です。
私は食材がないから料理ができないのだと今まで思い込んでいましたが、それは間違いでした。

今ある食材で何が出来るのかを考えるのがあるべき姿でした。この点は新しい発見でした。

具体的には余った食材の名前でGoogleで検索を欠けるとレシピが出てきますので、この方法でいかようにも食材を活用できると思います。

-一人暮らしに炊飯器はいらない

→同意。スーパーの総菜コーナーで一人前を買えば充分です。一号炊きでは中途半端ですし、二号炊くと余ってしまいます。一人ぐらしなら炊飯器は不要。

-プレゼントはしない。観光葬祭でもお金は送らない

→これは理想論だと思います。できればいいなと思いますが現実はなかなか。私がそう思い込んでいるだけでしょうか?
プレゼントって身もふたもない言い方をすると、相手が自分で作ったモノを除いて全て値段がついているものであるケースがほとんどです。

そうすると貰った側としてはそれがいくらぐらいの品か値踏みするわけです。これがなんとも下品だし、安物だったりしたときは何か自分が軽く扱われているのではないか?などど全く関係のない方向に感情が向いてしまう。これはあるべき姿ではない。

誰かが自分を思ってくれたことに感謝をしなければならないし、本来プレゼントの金額は関係ない。
だからこういったプレゼントに付随する面倒さから解放されるために、私は貰いませんし、贈りません宣言をするのはいいアイディアだと思います。

-新車よりも中古。予算は月給1ヶ月の範囲。

→半分は賛成だが、予算はもう少し柔軟性があってもいいのでは?と思いました。

半分賛成と書いたのは私自身が中古車に乗っていて、その費用対効果の高さを知っているからです。

リンボウさんは一年落ち、走行距離1万5千キロ以下のを探してメルセデスのCクラスに乗っているそうです。
これで月給1ヶ月の範囲なのか、いいなーと思う反面、個人的には車選びのモノサシはより柔軟であってもいいと思ってます。

日本でフェラーリやらポルシェのようなスポーツカーに乗っても道が狭いし、速度が出せないので意味がないのは車の事を知っている人には周知の事実だと思います。

この点はリンボウ先生も指摘されていて、多少わかってるんだなーと感じたのだが、メルセデスのCクラス買える予算があるなら中古で日本車2台買ったほうが良くないか?と思いました。

リンボウ先生は小金井という東京の北西部の地域に住まれているそうですが、この辺は車がないと生活できません。
名前こそ東京とついているが、実態は千葉や埼玉とほとんど変わらない地域です。
一家に一台ならぬ一人一台の地域と言っても過言ではないでしょう。

またこの地域は狭い道が多いので小回りが利く車のほうがおそらく快適なはずです。
そういった意味で、家族用のセダン車一台と軽自動車一台をメルセデスを本当に買える予算があるなら買ったほうが費用対効果が高いと思います。

普段の買い物は軽自動車でこなし、仕事やらレジャーの時はセダンのほうで出かければいい。
この地域は駐車場代もそれほど高くないと思うので、一家で2台も3台も持っている人は結構多いのでは?

-車を持つ事は節約

→間違っています。可能な限り車を持たない生活を目指すのが現代人のあるべきライフスタイルかと。車がないと生きていけない地域に住んでいる人、仕事でやむを得ず車の運転をしなければならなかった私のような人間、車こそが唯一絶対の趣味という人だけが買うべきなのであって、車を持たない事で生活コストを削減して、それを別の投資なり貯蓄に回すべきではないでしょうか?

いつも書きますが、大きな街では車がなくても普通に生活が出来ます。
24時間営業のスーパー、ドラッグストアがたくさんありますので、時間帯も気にせず必要なものを安価に手に入れることができます。

ネット系の銀行を使えばATMでの入出金も手数料がかからないため、実は田舎よりも大きな街で暮らすほうが生活コストは低いのです。
多くのモノを皆で共有し、効率的に使うのですから当たり前と言えば当たり前なのですが。

私自身、千葉の田舎町から比較的大きな街がある地域に引っ越してきましたが、物価も変わらないどころか、うまくやると田舎より安いし、何よりも前述の通り時間に縛られない生活になるため多くのライフスタイルに大きな街は対応ができます。
これは多様性を重んじている私には大変ありがたい環境と感じていて、とても気に入っています。

-東京から大阪に移動するのに一番安価なのは車

→表面的な所しか見ていない。運転に付随する疲労、時間を考慮すれば圧倒的に電車のほうが優れています。

この本を読んでいて、一番ひどいと思った箇所です。
時間に対する感覚が抜け落ちてしまっているのです。

働いている人はわかると思いますが、学生時代にはお金のかからない生活を重視していた人も、働くようになると時間がかからない方法を重視するようになります。

世間から乖離している私のような人間でさえそうなのですから。

具体的には、電車で移動する時に50分かかって300円の移動と、35分かかって500円の移動方法があったとして、どちらを選びますか?というものです。

学生だと300円のほうを選ぶと思います。
でも働く人だと間違いなく500円を選ぶ。15分の時間差は往復すると30分でこれをひと月やるとかなりの時間が消えていくことがわかります。
500円の移動方法を定期券や回数券を購入して利用するのが、時間コストが身に付いている人が実践する方法ではないでしょうか。

フィナンシャルリテラシーが低い人に限ってこの辺の感覚が抜け落ちているのですよね。
私の学生時代を振り返ってもそうです。
通学時に1時間も2時間もかける生活というのは無駄以外の何者でもない。

学校の近くにアパートでも借りろと両親に言われましたが、あの助言に従っておくべきだった。
アパートを借りて、空いた時間でアルバイトをするなりして、家賃は稼げばいいのです。
もっとも私のいた大学は、ド田舎にあるくせに家賃が高いという救いようがない地域だったので、現実的には難しかったわけですが。。。

学校ではなく会社勤めの人も同様。
職場まで1時間も2時間もいい年した働き人が費やしているのは非効率すぎる。
会社の近くにアパートなりマンションなりを賃貸で契約するのです。
それで週末だけ実家に帰るというような生活をすればいいのではないでしょうか。

賃貸する建物は完全に寝るために帰る場所と定義づけて、快適性よりも会社から近いことを重視すれば、空いた時間で副業するなり、資格取得のための勉強をするなりして、長期的にはより多くのリターンを狙っていけます。

この辺は頭ではわかっていても実践するのは難しいかもしれんけど、でも理屈的には上記の通りです。
時間は大切。

それにしてもリンボウ先生は東京から大阪に車で行くのがどれほど大変なのかわかっているのだろうか。
移動時間にして軽く6時間超え、途中に何度も休憩を入れないととてもしのげなような過酷な道が続くのですが、時間感覚を無視して、かつ、運転に慣れればそうでもないのでしょうか?

私の生活の範囲だと、長野県で仕事をしていた時期が私にはあります。
東京から移動してまして、3時間かかります。
かかる料金は4千円から5千円ぐらい。これにガソリン代金。
運転は比較的しやすい道ですが、冬は雪が降るのでとても危ない+3時間の運転はやっぱり疲れます。

運転してようやく長野県の仕事場にたどり着いたと思ったら、仕事開始。
とても体が持ちませんでした。。。

これが電車ならどうか?
東京から長野まで1時間。
かかるお金は1万円ぐらい。
乗ってる間は寝ていればいいわけで、疲労のレベルは比較にすらならない。

現地についたらレンタカーなり、バスやタクシーを使えばいいんです。
こういった感覚が働いた当初はまだ身に付いていませんでした。

またベンチャーということもあり、資金面での余裕が圧倒的に不足していたため、電車代金やらタクシー代金を出せる余裕は会社にありませんでした。
だから車を買って通ってねという話に当時はなったのです。
正直大変でしたが、結果的にタフになれたのと車の運転が出来るようになったので今は後悔はしていません。

-本は借りて読まない。

→同意。身銭を切って学ぶからこそ真剣になる。仮に図書館で借りてもいいと思った本はお金を出して買ったほうがいいと思います。

-高校、大学に入ってもアルバイトはさせない。勉強にはならない。

→間違っていないが、アルバイトではなく、インターンをしたほうがいいと思います。

高校生を受け入れてくれるインターンはないかもしれないが、無給でいいのでどうしてもやりたいと頼み込めば小さな会社でかつ立ち上げたばかりの会社なら受け入れてくれる可能性はあると思います。
私はもう一度高校生に戻れて、かつ、今のテクノロジーレベルが普及しているなら絶対にインターンに挑戦したい。

あと話題からそれるけど、高校時代に交換留学なり、短期留学を絶対にやりたい。この時期に外国の生活を知らずに大人になってしまうのはとても大きな損失だと思ってます。


-病気にならない事が何よりの節約

→ドキッとしました。そうなんですよね。おいしいものは例外なくカロリーが高かったり体には良くないことも多いですから。。。
おいしいものが食べたい!おいしいもの食べるのが幸せとか言う人がよくいますけど、本当にそう思ってるのかなーと思います。
若い人がいうならわかるんですけれども、それなりに人生経験積んできた人が言っているのを聞くと、健康って言う観点をこの人は持ってないのかな?と思ってしまいます。

私の理想は、粗食を基本に、今まで食べてきたおいしいもので補っていたエネルギーはサプリメントから摂取するという考え方です。

私たちはすでに充分すぎるほど豊かな国に暮らしていますから、飢え死になんてあり得ませんし、このやり方でも健康を維持してエネルギーを摂取できると考えています。
なかなか実践できませんがw

-香水つける前に歯医者に行く

→これもドキッとした。私は体臭を隠すために香水を使っていますが、それ以前にコーヒーがとても好きです。んでリンボウ先生いわく、コーヒーには嫌な臭いの発生源となる物質がたくさん入っているらしい。知らなかった。。でもコーヒーを飲まないと一日が始まらないんだよなー。そんなアメリカ人かぶれな私です。


-ジムに行くより道を歩く

→これは本当だと思いますよ。私は最近太ってきましたが、なんでかなと思ったら麻薬のように車に依存した生活を続けているからです。
前はどこに行くにも歩くか、自転車を使っていたのですがね。
時間を節約する事が最重要課題になってしまって、歩く事からずいぶん遠ざかりました。

でも食べる量は変わらないものだから太る太る。
このことは危機感を最近感じています。
来年は今より最低で5キロ、理想的には7キロ体重を落とすのが密かな目標ですけど、意志の弱さもあって実現できるかどうか。。

以上、全体的に共感できる事もあるが、間違った部分もある。
致命的なのは時間に対する観点が抜け落ちているん点と、フィナンシャルリテラシーが高度に発展したグローバル資本主義の世界からはややズレてしまってるような印象を受ける事。


しかし書き終えてかなりの事を考えさせられたので良書と言えるかもしれない?と思えてきたのだから不思議だw
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