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映画 ハゲタカ を観ました

映画のほうのハゲタカを昨日観ました。
ドラマ版は何度か観てきましたが、映画はこれがはじめてです。




ワーキングプア、サブプライム、新興国といった近年の無視する事の出来ないテーマを盛り込んで映画としてパッケージされた作品でした。
こういうのってリアリティが欠如すると一気に安っぽくなってしまうのだが、役者さんの演技力が高いのが理由か、脚本的には?な箇所もあった割には最後まで楽しめました。

ドラマもそうだったのですが、若干というか全体的に日本びいきに描かれています。最後は日本が勝つみたいなw
そういう意味では日本人受けはいいと思う。
でも細かな所で違和感を自分は感じたので、その違和感を含めた感想を書いてみる。

ワーキングプアを生み出しているのは大企業という考え方

「なぜAKAMA自動車で働いているのか?」という問いに対して、派遣労働者の若者が「派遣会社が行けと言ったから」と答えるシーンがある。
なぜ人は働くのか?という重たいテーマにも直結するシーンだと思うのだが、受け身で働いている人に労働を提供してきた大企業にもそれなりの意義はあったのではないかと感じる。

仕事は与えられるものではなくて生み出すものだと俺は思います。自らゼロベースで仕事を生み出す事をある意味諦めて、誰かに雇ってもらったり、登録をすれば仕事が来る仕組みの派遣労働という生き方を選んだ自分の責任を見つめる事なく、ただその労働条件の劣悪さに不平不満を言うのは共感できない。
もちろん給料が安すぎて生活が出来ない、雇用者として権利が社員に比べて著しく劣るというのも知っているが、労働市場の流動性が派遣という考え方で提供をされるようになったのも事実で、良い所もあるのではないかなーと思ってます。

じゃあどうすればいいのかと言うと、自分の選択に責任を持つといいんじゃないかなーと思う。
正社員でも血を吐くような思いをしながら働いている人を知ってるし、正社員であるが故に様々なプレッシャーで精神を病んでしまう人もいるし、正社員だからといって待遇がいいかというと、少なくとも日本においてはそんなに良くないんじゃないかな?と思います。
サービス残業、パワーハラスメント、セクハラ、飲み会、ネガティブな側面を見ればキリがないぐらい組織にどっぷり浸かる社員と言う生き方の良くない所も見える。

それに対して、派遣、契約、短期労働というのは、収益をあげなくても、定められた範囲で限定的な責任で働くことができる。
言葉は適切ではないかもしれないが、絶対収益を追求しなければいけない社員という身分と比べれば、気楽なのではないかと思う。
業績が悪くなれば同等の条件で他の会社に派遣される事も出来るし、プライベートで忙しくなれば働く事を休む事もできる。
日本じゃ子供が生まれるときも休めないなんてのも珍しくないらしくて、それも組織に属していて重たい責任とプレッシャーを伴っているから、気軽に休めない状況になっているわけでしょ?(個人的にはここまで来ているのは相当にcrazyな労働環境だとは思う)

働く事ってどういう事なのか? 就職するってどういうこと? 誰かに雇われるってどういうこと? 資本主義とは? 自分にとっての幸せって何か?

そういうのをもう一度自分なりに定義し直して、その上で自分が選んだ選択に責任を持つという生き方はどうだろうか。
人の欠点を指摘したり、揚げ足取り、そのエネルギーを他の所に変換できたらいいのになぁと理想論かもしれんけど思う。
みんなが笑って生きられる社会。無理なのかな。

•バブル

バブルと知っていても人はバブルに走る事をやめられない。
そんな名言がありますが、目の前でバブルな事が発生していてもそこに何かチャンスがあるなら人は賭けてしまうのかな。
どんな事でもそうなのではないかと思っている事があって、ものすごい手法だとか、ショートカットって多分それほど存在しなくて、現実は本当に泥臭い作業の積み重ねだったり、失敗があってそこから学んだ事による飛躍の繰り返しだと思ってます。
サブプライムの前にも形は変えてもバブルは何度も起きて、その度に経済はまたやり直してきた。
そしてちょっと回復したかな?と思えてきて、余裕が出始めたかなと思えば、実はバブルでまた繰り返し。
歴史は繰り返され続けている。
仕事という仕組みも本質的にはバブルなのかもしれない。そのやり方で収益を上げられると考えるから組織があって、再現性がきちっと確保されているから社員が雇えて会社が回ってる。
でも時々その仕組みが回らなくなって倒産してしまったり、社員を解雇しないといけなくなってしまう。僕らはそんな高度に複雑化された仕組みの中で生きている。

•新興国のパワー

今までスポットライトが当たらなかった人達がどんどん活躍し始めている。
それで先進国の僕らの仕事が彼らに奪われてるという指摘もあって、彼らは脅威でもあり、世界から求められている新たなパワーでもある。
これからはグローバル!という考え方は俺が子供の頃からありましたが、大人になって思うのはグローバルに生きていかなければいけない時代が到来していても、今を生きる事にいっぱいいっぱいで世界に目を向ける余裕がない人が多いという事。

学生の頃はあんなに海外で働きたい働きたいと思っていた自分が、普通に日本国内で仕事をしている。
企業に就職をした人でも、海外にまで赴任されるのはごく一部の人間。
まだまだ世界に出て行く人は少ないのが実態だと思う。
出て行く仕組みみたいのも確保されてないから、最初の一歩が重たく感じるのではないかと思う。

自分が住んでいる環境、慣れ親しんでいるカルチャーを捨ててでも生きたくなる”何か”が定義できないと日本からでてまで海外でガチで働こうとは今は俺は思いません。

振り返ってみれば海外で働きたいと思った動機は、日本の労働環境が劣悪すぎるのでそうでない環境で働きたい!と思ったのがきっかけだった。
この労働環境ならまともかな?と思えるのは外資ぐらいで、でも外資は選考受けても進めなくて、ベンチャーは言うまでもなく超激務で薄給、歴史がある中規模な組織も超激務で薄給、大企業は大企業で様々な利害が複雑に絡んでいて居心地が悪そうだったので、これらに感じる問題点を解決する方法を消去法で考えた結果が今の自分だった。

映画の話に戻ろうか。

細かな所で、他に違和感があったのは、登場キャラクターでなぜ彼がいるのか?みたいな設定や、なぜ彼がこうなる演出が必要だったのか?といった所が随所にあること。
それは端的に言うとアマゾンのレビューにもあるように詰めが甘い作品ってことなんだけど、最初から通しで見て、かつエンターテインメントとしての位置づけるならば成功している作品だと思う。
ただニュース全く見ません!みたいな人は見ても内容が多分理解できないよ。
大学の教養科目レベルでいいので、多少はトピック的な事を知っていたほうが楽しめる。

twitterでも書いたけど、以下のような本を読んでおいたほうが楽しめる。


映画がおもしろかったので、原作のレッドゾーンも読んでみたいと思う。
ドラマのほうの原作は既に読了している。


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