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松藤民輔 アメリカ経済終わりの始まり、世界バブル経済終わりの始まり

アメリカ経済終わりの始まり──脱ペーパーマネー経済時代の超資産運用論  世界バブル経済終わりの始まり──実践・臆病者のための黄金の投資学

最近は読書のペースも落ちてきていますが、なかなかおもしろい本を見つけたので紹介。

松藤さんはソロモンブラザーズ証券を経て、現在は金鉱山オーナーとして活躍をされている事業家兼エコノミスト。

恥ずかしい事に僕はサブプライムなんてものはニュースで取り上げられるまで知らなかった。
しかし貼るべきアンテナを貼っていれば、松藤さんのようにニュースになる前からをそれを指摘し、株価の暴落を予想する人がいたのだ。

本を読まない事、新聞を読まない事というのは恐ろしい。
これは人から指摘されたってできるようになることではない。
自分でそれがどうしても必要な事だと気がつかない限り、習慣性なんてものは20歳もすぎればなかなか変えられない。

松藤さんによると、世界の経済がペーパーマネーから金のような商品に主軸が移行していくいう。
また逆張りの相場観が大事で、人と同じ事をやっていたのでは大きなリターンは期待できないとのこと。

すでに話題になってしまったり、本になってしまった時に、あるビジネスがもう一番の収穫時を終えていると言うのはよく言われる事だが、そういった流れの中で他人からは理解されないような考えを持って、ポジションを貼る事で大きなリターンというのは得られる。

昨今の売り手市場の中、従順さを表現できれば大手企業と言われる会社からの内定は、一定の学歴というパスポートのある者ならば得るのは難しくない。
そして学生の間でもそういった企業に就職する人=優秀な人という図式があるように見える。

しかしそれは本当に安定的なリスクヘッジと言えるのだろうか?

具体名は出さないが、既存の完成した組織に長く所属すればするほど、こういった”安定志向の人間”が見られように見える。
そしてそれは「重箱の隅をすぐにつついて、行動が起こせない人間」を生み出す。

昨日友人とも話したのだが、もう今の時代、高校に進学する必要もないと思うし、大学も行く必要も特別ない。
大学でしか出来ない何かがあるならば話は別だが、そういった人は本当に希だろう。

高校など行かずに、高卒の資格を取って、専門学校なり、海外の大学に飛び級制度を利用して入学した方がROIははるかに高い。
井の中の蛙で、小さな世界の中で悦に浸って得られるものは何か?
クラブ活動や委員会。
それも大事だろう。
だが、そういった所に本当に優れた人間はいるのだろうか。

逆張りという考え方。
平凡な生活を幸せと定義するのならば話は別だが、何かドラマであるとか、心の充実感を求めるならば、どこかで自分のオリジナルなポジションを張らなければならない。

松藤さんは、本の中で世代別に投資スタイルの提案をしている。
20−30代であれば長期投資、40−50ならばキャリアを活かした目利きを通じた投資。(株でも商品でも良い)

僕の場合であればまさに20−30代にあたるので長期投資。
その中でも松藤さんは株価暴落後に底値で買う事を提案している。
僕が今まさに実行している事にこれは近い。
これはおそらく個別株でも良くて、流動性の高い銘柄を底値で買う事を松藤さんはまた推奨している。
そしてそれをホールドしておけば引退する頃には株価は上がっているだろうと。

株価は長期で見れば、高値で掴まなければ上昇傾向にあるので、長期投資ができる若い世代に向いているというのは他の本でもよくよむ指摘なので非常に共感が出来た。




橘玲 3作品 海外投資術、究極の資産運用、至高の銀行・証券会社

読みたいなーと思いつつも、なかなか買えずにいました。
先日、地元の古書店で発見しその場で購入。

まだ読み始めたばかりですが、ついにこういう本が出版される時が来たか!という感じです。

昨今のパッシブ投資への注目とは裏腹に、日本の証券会社が扱う商品は数が少なく、アクティブ投資の商品がまだまだ主流です。
しかし世界に目を向ければ話は別。

投資先進国の米国はもちろんの事、アジアにも目を向け、具体的にどういった証券会社があって、そこでどうやって口座を開設すればいいのかが「至高の銀行・証券会社編」に書かれています。

当初の僕の印象としては、橘さんほどの人になると、パッシブ投資は退屈すぎて、デリバティブにうつつを抜かしているのかなーと思いきや、そこにもしっかりとロジックがあり非常に読み応えがあります。

読み応えがあるというのはいい意味でも悪い意味でもあり、端的に言えば、一度読んだだけでは理解できそうにないということですw
でもそれでいいと思っています。

大学の講義と異なり、本のいい所は何度でも読み返す事ができる点です。

投資の話に戻せば、手間暇を考えれば、僕の場合、当面は日本の証券会社を使うと思います。
というのも、たかだが月ベース5千円程度の積み立てをわざわざ海外でやる段階ではないと思うからです。(aesanulはセゾン投信の商品を毎月5千円積み立てている)

まとまった額、具体的には最低でも50万円が確保できて、次のステップであるETFのような商品を考える事にします。
そのときに注目してみたいのが、楽天証券の手数料と為替を考慮した上での海外の証券会社での手数料ははたしてどちらが安いのか?という事です。

3作品に共通して今感じているのは、プライベートバンクでなければできなかったポートフォリオ構築も、今では個人で出来る。
大半の人に取ってプライベートバンクは無縁の存在なのだから、自分の資産を自分で守る術を考えようと言うメッセージです。

何度か読んでもっと理解が進んだ所でまた感想を書こうと思います。









潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場

潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
(2005/04)
横田 増生

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推奨度;中立
なぜ読もうと思ったのか:アマゾン安さの秘密、その背景について知るため
この本の割安性:マーケットプレイスで買う分には良い。150−300円台を推移している。
入手手段;図書館で発見、無料で読めた
出版社へ一言:中古価格を見るに、文庫化の時が来ているだろう。加筆を加えて最新の動向を盛り込めば再び店頭でもネットでも売れる本になるだろう。

考えさせられる事が多かった本。
格差についても、経営の効率についてタイトルのとおり、光と影がある。

だがそれはどのような活動や組織に置いても同じだ。

アマゾンの倉庫で働くのは30代から40代の人が多く、彼らは好き好んでやるのではなく生活をつなぐためにやっているだけで仕事への愛着はない。

1分間に3冊以上の本を棚から取って運ぶノルマがあり、アルバイトは安い賃金で限界までこき使われる。

投資銀行について企業研究をしていたときに、階層というものがあることを知ったのだが、アマゾンでもそれに近いものがあるそう。
すなわち、倉庫においてはアマゾンの社員を頂点に、その下に日通の社員、アルバイトのリーダー、そして下っ端のアルバイトという3つか4つの階級があるという。

顧客志向の背景にはこういった裏舞台があるのですね。
ただ、顧客である僕たちは確実にその恩恵を受けて、もはやアマゾンなしの生活は考えられない。

30代、40代の人たちがそこで働くのは他に雇ってくれる場所がないからとこの本では書かれているが、そうであるならばアマゾンは彼らに仕事を提供した救済者であるとも言えよう。

確かに単純労働をキャリアとして積んだ人には価値を見いだしにくい。
ましてや新卒と違って頭の柔らかさ、柔軟性があるわけでもない。

そんな人たちを正社員で雇おうものならそれなりの額を出さなければならず、なおさら雇う理由を見いだせない。
派遣社員やフリーターでいることのリスクがこの辺りにあるんだと思います。

ただそんな人たちの中にも、翻訳の仕事で成功をするためにあえて派遣を選んだ人や、作家や音楽家としての成功を夢見て、それらの活動の合間にフリーターとして働いている人もいる。

単純に”まともな職に就けなかったのだから仕方がない”と判断することはできない。

僕がアマゾンで注文をするたびに、千葉県にあるセンターではアルバイトの人たちが注文の品を探して、梱包して発送をするという作業をしている。
僕はマウスでクリックをしているだけで、そこに人の気配はないけれど、確実に裏では人が動いている。

不思議な感覚だ。

そんなアルバイトの人たちは、他では雇ってもらえない足下を見られて、ノルマを達成できなければ、契約期間がすぎる頃にクビにされると言う。
結果、アルバイト、社員を含めた定着率は極めて低く、アマゾンが続いているのは人的資本の差別化ではなくてシステムによる差別化があるから。

まるでそれは機械が人間を逆に使う立場になったかのよう。

ここを辞めても他に行く所がない。
時給850−900でも条件が良い。

そういった現状に甘んじてしまっているアルバイト。
それにつけ込むアングロサクソン流の経営。

果たして日本型の曖昧さを持つ経営と彼らの経営はどちらが良かったのか?という問題提起をこの本はまたしている。

読み終えて思うのはそれでもアマゾンは僕には必要だし、これからも使うだろうということ。
仮にその後ろに犠牲があってもそれは自己責任なわけで、今の僕にはそれを正す必要性を感じない。
いつだって今の自分がいるのは過去のdecision makeの延長だからだ。

変える事のできる何か、でもなにもしない自分。
それもまた選択なのである。

潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
横田 増生


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アマゾる―オンラインショップAmazonをとことん限界まで使いこなすこと

アマゾる―オンラインショップAmazonをとことん限界まで使いこなすこと
アマゾる―オンラインショップAmazonをとことん限界まで使いこなすこと津田 大介

おすすめ平均
starsこれ一冊でアマゾれます。
starsなるほど・・が6割以上ありました
starsAmazonを普段から使用している人の本棚にどうぞ。
stars分かりやすい!
stars音楽好きなら一見の価値あり

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推奨度;中立
なぜ読もうと思ったのか:自身がアマゾンのヘビーユーザーである事を自認していたので、さらなる活用方法を模索するため
この本の割安性:マーケットプレイスで買う分には良い。
入手手段;図書館で発見、無料で読めた
出版社、著者へ一言:数年置きにアップデートして発行して欲しい。05年に比べ08年はさらにアマゾンユーザーは増えているはずなので需要はあるはず、2−3年程度のスパンで出し続けてみてはどうか。

2005年度発行というのもあって中身が古くなっています。
ただ考え方としては良くて、米国本家のAmazon.comを活用するアイディアや本を買うときに中古価格を調べてから購入するアイディアなど普段自分が実践している手法が多々収録されていておもしろかった。

いわゆるネットとリアルの店舗をどのようにして使い分けていくのかという視点が特筆に値して、メインはネットにシフトするけれど、リアル書店も使うというのは僕と同じ利用方法。

筆者は神保町に通勤していて、それまでは三省堂で買い物をしていたが今ではアマゾンで買い物をする事の方が多いそうだ。

その理由はやはり効率的だというのがあって、目的の本をそれまでは書店に行って探してもらったり、取り寄せてもらったりしていて非常に面倒だったのが、アマゾンであれば古い本でもすぐに見つけられるし、マーケットプレイスを利用すれば安価に購入する事もまた可能だと指摘している。

推奨の度合いとしては強く光るものがないのも事実なんだが、僕のように図書館で借りたり、古書店などで安価に売られていたら手に取ってみるといいのではないか。




サブプライム後に何が起きているのか 春山昇華

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書 270)
サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書 270)春山昇華


おすすめ平均 star
starテレビのコメンテータ的というか
starわかりやすい理由を3つ考えました。
starサブプライムローン問題を軸に、世界経済の大きな潮流の変化をわかりやすく解説
star具体的なデータを使用しつつ、問題の本質を平易な言葉で解説する良書
star予想をはるかに上回る影響

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推奨度:限定的なbuy

前作のサブプライム問題とは何かを読んで気に入った人向け。
前回のポイントは皆でグルになってインチキ商品を売っていた事をわかりやすく解説した点でした。

その後、モノラインという保証会社の存在が公になってきた事もあり、証券をさらに証券化して、それを保証する事でトリプルAを獲得して投資家に販売をするスキームをこの本で解説をしています。

一度読んだだけではまだよくわからないので、あと数回読まなければいけないのかな?と思ってます。

あまり大した書評を書けなくてすいませんw

ただそれほど複雑な商品だったようですし、それを本当に理解するために必要な書類、つまり一つの証券を理解するために必要な書類が数百ページあって、それを証券化した書類がさらに数百ページ、それらが複数(同じものが)集められてサブプライムという商品として売られていたわけですから、一般人が簡単に理解できるはずがありません。

ただ、著者が読者の事を考えて、こういった本を出す必要性を感じているのは伝わってきたし、著者のブログであるおかねのこねたもかなり読み応えがあったので収穫は大きいです。




富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか 高岡 壮一郎

富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか
(2008/02/08)
高岡 壮一郎

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推奨度:Buy 買いだけどちょっと値段が高い

良い内容なんだけど、本のカバーだとか帯という中身とは関係のない所にお金をかけてしまっている。
確かにマーケティング的にはそれは仕事として成立するのかもしれないが、読者の利益を考えるならば、190−200ページの構成のこの本は新書か文庫で出して欲しかった。

長期的には、古本市場での価格が下がって来たら文庫化するという考えなのかもしれないが、タイムリーな話題をこの本は扱っているわけで、また本としての収益よりも、この本そのものが広告としての効果も成すのだから、なおさら多くの人が手に取りやすい媒体を検討して欲しかった。

もし見てくれや、大きさによるインパクトが必要であったならソフトカバーにして、定価を1200円程度にできなかったのか。
確かに見てくれはハードカバーには劣るが、表紙にカラー写真を帯ではなくて刷る事で、コスト削減ができると思うし(できないのかな?)長期的にも表紙が広告にもPRにもなるという意味合いから、僕は本というのは極力帯を避けるべきだと思う。

さて売り方に対する指摘はこれぐらいにして内容に入ろう。

内容は率直に言って共感ができる。
アメリカ合衆国がなぜ未だにアメリカンドリームを提供するのか、金持ちを優遇し、彼らが経済活動に多大な貢献を刷る事を国家が理解をしているからだ。

金持ちは優遇をされて、ステータスとしてそれだけ多くの付加価値を提供した人間として認めてもらえる。
だからこそ多くの人が貧しくても、一発逆転を狙って何度も何度もチャレンジをする。
それが母国語が英語ということも後押しして、競争力の激しい市場を、またそういった市場で勝負するから国際競争力をも身につけて勝負をしていく事ができる組織がたくさん生まれる。

日本だと金持ちというのは、妬みや嫉妬の対象とこの本は書かれている。
その通りだと思う。
ちょっと高そうな時計をしたり、外国車に乗っているだけで、食事の席では勘定を持たされたり、「あんたそんだけ稼いで何が不満なのか?」みたいな扱いを受けるとこぼしている人が僕の近くにいるからだ。

しかしそういった足を引っ張るような事をやっていたのでは、金持ちが国外に流出をしてしまう。
そうなればただでさえ低かった消費活動がさらに低下をし、それはGDPの低下にもいずれは繋がりかねる。

またYUCASEEがサービスとして提供できる背景には、富裕層が満足できるサービスが今の日本にはまだ少ないからだと言う。
名前だけは富裕そうに向けたサービスと謳っていても、それを提供している人が富裕層がなんたるかを知らない。。。
これは僕程度の人間でも予想ができる事で、具体的には銀座のデパートなどで買い物をするとわかりますw
アルバイトに毛が生えた程度の対応しかできない人がゴロゴロいますから。(従業員同士の私語、言わなくてもわかるという態度が見え見えの接客など)

格差については「格差のない社会というのは、低迷をしている証拠である」と書かれていて、これも同意。
成果を上げて高い報酬を受け取る事は当然の権利です。

付加価値を提供しない人間というのはむしろ淘汰されるべきであり、そういった淘汰があるからこそ、誰もが付加価値を提供しようと必死に顧客の事を考えるようになる。
そうなれば一人一人が住みやすい社会が全体としても実現をしていく。

僕はそう思うし、現実ではその逆が起きていると感じている。
具体的には大きな企業がその提供するサービスの質とは関係なく、名前だけを武器にビジネスをして、競合が太刀打ちできないような資金を投じて、新規参入社を排除し、あるいは政治レベルで規制をかけている。
こういったドメスティックな事がまだまだ多いと思うのです。

富裕層と呼ばれる人の生活。
それは実際の所質素である事も珍しくなく、普段すれ違ってもわからないケースが多いと言う。

僕はコンピュータの使い方をボランティアで教えていて、生徒の家の中にも入るからわかる気がするんだけど、お金がないわけではないが無駄な物にはお金を使わない。
そういう考えが僕の生徒でも多い気がします。
コンピュータが壊れても、買い替えは嫌だが、部品交換で直るならぜひそうしたい。
そのための費用は全て提供するといったことをこの間も言われて、とても仕事がしやすかったです。

ケチであることと、お金の使い方に対する考え方というのは異なる物だと僕は思います。

なぜ富裕層はYUCASEEに入るのか?
富裕層が満足できるサービスがそこでは提供されているし、富裕層同士の横のつながりを得られるから。
そしてそれを支えるだけの審査基準、コンテンツ作成能力があるからというのが僕のこの本を読んで得た結論です。

この本は人を選ばず考えさせられる事が多い本だと思うので、少し高いですが読んでみるといいでしょう。
僕は価格以上の考えるきっかけと、富裕層の考え方を知り得たのでとても満足をしています。

富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか
富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか高岡 壮一郎


おすすめ平均 star
star【Success】
star『日経ビジネス』の巻頭特集「時事潮流」を見て
star 「日本の富裕層はまだ12歳の少年」トリックルダウン効果の妄信は自らの首を絞める
star日本版のエリート交流組織
starYUCASEE会員のマジョリティは経営者

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本気で稼ぐ ネットショップ 西條 宏之

本気で稼ぐ ネットショップ
本気で稼ぐ ネットショップ西條 宏之

おすすめ平均
stars物足りない・・・・・
starsとても読みやすく前向きな気持ちにさせてくれる。でもちょっと物足りなかったかな…
stars良質なネットショップ教本
starsやる気がでてきました!!
stars熱意が感じられる1冊でした

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推奨度:Strong sell(時間とお金の無駄。ただちに市場で売却される事を推奨する)

ネットという特性もあってタイトル売れする本が続出しています。
この本もそんな本の一つ。
実際中身は短期的には効果がありそうなものも紹介されているが、できるシリーズという神本がある今、あえてこの本を買う理由が見いだせない。

短期的な効果性というのは、いわゆる情報商材に書かれていそうな内容で、スカスカで小手先のテクニックばかりで持続性を伴いものです。

賢明なる皆さんはこのような本は相手にせず、基本、原理に重きを置く良書に投資をしましょう。



スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡

スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡
スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡林 信行

アスキー 2007-12-17
売り上げランキング : 2707

おすすめ平均 star
starさすが、デザインも洗練されている本である。
star消えていった商品たち
starデザインにこだわった本

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推奨度:図書館などで借りましょう^^

MACPOWERという雑誌で特集されていた記事を集めてまとめた本です。
ジョブズのファンには楽しめる内容となっております。

文章よりも写真がメインの構成になっているため、広く浅くといった感じですが、大まかな流れはウィキペディアでつかむとして、ジョブズについて知りたい人、興味を持った人向けの本です。

つまり万人向けの本ではないし、もっと深く掘り下げている本は他にあるので推奨度としては弱いものになるのですが、図書館などに行けばあるかもしれないのでお暇な人は一度手にとってみてもいいのではないでしょうか。



レバレッジ英語勉強法

レバレッジ英語勉強法
レバレッジ英語勉強法本田 直之

朝日新聞出版 2008-04-04
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おすすめ平均 star
starEnglish, info-tech, and finance
starビジネスパーソンにとって実践的な勉強法
star今ひとつ刺激がない

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推奨度:中高生、初心者向け

うーん。悪い内容ではないと思うけれど買う価値も見いだせない。

英語の勉強に関する間違った考え方として、1英語のシャワーをあびる、2映画字幕なし、3英会話スクール、4TOEICを受ける、5単語力うp、6中学英語からやり直し、7留学 と書いてあるんですがこれは本当でしょうか?

僕が英語を限定された範囲内でネイティブの人と話せるようになった今ままでに1も2も3も4も6も7もやったんですがねーw

今も1と2と3(大学で無料で)と4はやっていて効果があると感じていますが?w

まず1の英語のコンテンツを片っ端から流して英語の音に慣れること。
これはとても重要だと考えております。
無論、興味のある内容が望ましいですが、例えばニュースであれば見識のある一般の人ならば誰もが興味を持って見るはず。

日本のレベルの低いジャーナリズムと違って、利害に反してでも報道を行う海外のメディア、ニュースは時間を割いて見る事に値します。
僕はCNNとABCのVideo pod castを毎日ではないけれど見ていて、確実に自分が英語のリズムに慣れていると1年ほど続けて実感しました。
今はシャドーイングならば確実にリアルタイムで追いかけられるまでになってます。

次に2の字幕なしでリアルタイムに理解できるようになるのはネイティブレベルの高い英語力が必要と書いてありますがこれは嘘です。
確かに完全には理解できないかもしれませんが、映像と音と状況から何を話しているかを推測する事は誰でもできます。

実際、外国に行ったときにジェスチャーでなんとかして自分の意志を伝えた事があるという人は結構いるでしょう。
断片的にでも理解できる部分があれば、リアルタイムでもなんとなく外国語を理解する事は可能だと僕は強く信じています。

3についてです。
NOVAのような営利追求型のスクールは論外として、最近は大学のオープンキャンパスやマンツーマン指導など、安価で質の高い教育が提供されやすくなっていると思います。

以前から書いているように僕自身は今は週に1回、大学の先生がボランティアで開いているfree conversation classに参加して英語を話しています。
それは実際役に立っていると思うし、自分の口で話す練習をしているから、唐突に外国人から話しかけられてもなんとか対応ができている、そう考えています。

僕は大学卒業後には自分の大学が主催する語学教室に通おうと考えています。
教師は全員外国人でレッスンは週5。
これで一般的な英会話スクールに払う3分の1程度の学費なのだから安くて安くて仕方がありません。

無論、就職先に許可をもらえなければ通えませんが、僕は日本がダメになった時のヘッジとして英語はどうしても必要だと思っているのでなんとか社長を説得したいと思います。
社長自身、外資系の会社出身なのでこの辺りはわかりがいいかとw

4は概ね同意。確かにTOEICのスコアは僕より高いけれど、いざ現地にいけば話せるのはなぜか当時のスコアが275点だった僕という有様。
TOEICのスコアが高くなれば英語の話せるようになるに違いないというのは間違いです。
英語による面接がある英検の方が本当の実力が測れていると思うので、自分の現在の実力を測定するのであれば英検を断然オススメします。

かくいう僕も英検準1級を目指して勉強中のはずなんですが、ちっとも進んでいませんw
すぐに英語が必要な生活(外資系の会社に就職のような)は自分の未来に今のところないのが原因なのかもしれません。

5は大事だけれど、こればかりやっても意味がないと思う。
僕としては1や2で気になる単語が出てきたら紙に書いておいてあとで英英辞典で調べて、どうしてもわからなければ英和辞典で調べるのがいいんじゃないかなーと思ってます。
英語を使う人は知っていると思いますが、毎回日本語に変換をして考える余裕謎ありません。
英語を英語としてリアルタイムに理解ないし推測する能力。
これがどうしても必要です。
そのために1や2はとても効果的なのです。
なんとか自分で推測をして一歩前に踏み出そうとする姿勢。
これが持てる事が成長を左右すると僕は思います。

6はどうなんだろう。
英検3級の勉強をやれば中学レベルの復習にもなって、資格にもなるのでオススメだと昔の記事に書いた覚えがあるんですが今もそう思いますね。

英語を使っていて一番活用していると思うのが、中学レベルの英語ですので。
僕はたまたま中学時代に良い師匠に指導してもらったので中学レベルの英語は大丈夫なんですが、公立中学とかに進学しちゃうと、それこそTOEIC何点持っているかもわからないような人が出てきて「私は英語教師です」と言ってしまうのだから、そういう人たちから習ってしまうリスクが多くの人にはあるのかなと思ってます。

今は公文式だとか、交換留学のようなものがあるみたいなのでそれを活用できるならしてしまったほうがいいと思います。

最初に英語を誰から習うか?これがある意味半分ぐらいのその後の英語に対するモチベーションを左右すると僕は思います。

7です。
これは人を選ぶんだろうね。
僕は意味があったと思っているけれど、他の人はどうなんだろう。

大半の留学生ってのは自分の国の人と付き合って、自分の母国語で会話して、残った時間でしかたなくその国の言語を学ぶってのが一般的なパターンだと思うので、本田さんはそのことを指摘しているんじゃないかな。

僕は友達なんていらないと思って、参加をした口でして、一人で食事をした事もあったし、一人で買い物にも行っていたのでその辺りはよかったですねー。

あと、現地ではとても親日というかいい人が多くて、「お前の英語はとてもいい」とまあお世辞なのでしょうけれど、会う人会う人が言ってくれて自信になりました。
この辺りは本当に当たり外れの世界と言うか僕はラッキーだったんだと思います。

以上、こんな感じの本なので、本当に英語とはなんたるかを知らない完全なる初心者の人にはこれは効果があるのかもしれないけれど、現役の学生としてある程度意識を持っている人間にはあまり役に立たない。
だから中高生や英語の勉強を始めたばかりの初心者向けと推奨度を設定しました。

本の後半には英語が話せるようになった人のケーススタディが収録されていますが、まあ参考程度に。

10分程度で読み流せる内容だと思うので大半の人には立ち読みでいいんじゃないかな?




3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 城 繁幸

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))城 繁幸

筑摩書房 2008-03
売り上げランキング : 180

おすすめ平均 star
star元気が出る本だけど、ちょっとツライい所も・・・
star高卒です
star“昭和”VS“平成”の構図? 

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推奨度:就職活動をする人に限定してbuy

前作の若者はなぜ3年で辞めるのかはひどい出来でしたがこれはよく考察できています。
ただ相変わらず文章は回りくどいし、原稿用紙3、4枚でまとめられる趣旨を延々と繰り返す良くない癖は直して欲しいですね。

文章センスも悪い。
今時の大学生のほうが奇麗な文章書くんじゃないの?と思ってしまいます。

内容はケーススタディを中心に、外資系企業に就職した人、公務員を辞めた人、日系の大企業に就職したけれど自分に疑問を感じている人などなど、具体例が豊富なため参考になります。

ただこの著者いい年して、外資礼参というのはいかがなもんでしょうか。
日本の企業にもいい所はあると思うし、それを極端な邦銀やらメーカーを引っ張ってきて「日系ってぶっちゃけry」と言われても説得力が弱いです。

この本で読むべき点は、前半の働くという事はどういうことなのかを描いているところで、僕が驚いたのは過去に経済学者が「資本主義においては労働者は奴隷である」といった内容の事を述べていた点。

もちろん日本の学者じゃないですよw
確か米国の学者だったと思います。
この辺りはさすが資本主義先進国である米国だなぁと思ってしまいました。

しかしそういった過去の学者の考えを学んでいる経済学部の学生達がまたその他もろもろの学生と同じような選択をするのはなぜか?という疑問がここで発生してしまいました。

自分の近くにそういう真理のようなものがあると逆に気がつかないのでしょうか。
あるいは自分はそれでも奴隷でいいと納得して就職しているのか、本当のところは不明です。

著者の文章構成の悪さ、回りくどい表現方法、書く必要性があったのか疑問な過去の著作からのロジックの再現などなどなかなか香ばしい本ですが、就職活動を始める人に限定すればおすすめです。

就職活動をする人は「若者はなぜ3年で辞めるのか」を読むよりは最初からこちらを読んだ方が役立つでしょう。

一応、過去の著作のリンクも貼っておきますが、図書館や古書店で見つかると思うので、もしどうしても読みたいときはそちらから調達しましょう。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)城 繁幸

光文社 2006-09-15
売り上げランキング : 1029

おすすめ平均 star
star内容は的確ですが…
star昭和的価値観からの脱却―組織の変革を期待する
star右肩上がりの経済成長が未来予測に無い現状での生き方

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プロフィール

Author:aesanul
1983年イギリス、ロンドン生まれのaries。
血液型はOとOの配合による純血のO型。

2007年に最愛の母を失い、さらには卒業延期というダブルパンチを受けるが2008年の8月に無事大学を卒業。

今は友人が立ち上げた会社でアソシエイトとして、厳しくも楽しい毎日を過ごしている。

読者に一言
敵を憎むな、判断力が鈍る

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